先日ビッグサイトで、三菱キャンターの新作の発表会がありました。
ここの展示車両を全て受け持ち、ピカピカに磨き上げました。
ブースに展示する車両は、いろいろとやってきましたがトラックは初めての経験でした。
キャブのみでリアの部分がオーダーメイドで作られる為、がいこつのように、ラダーフレームが
むきだしのものもあり、タンクやデフ、マフラーがむきだしのため、全て磨かなければなりません。
このようにトラックの荷台のものは楽なのですが、パネルバンのように巨大なものもありました。
運転席部分はエンジンがお尻の下にあり、キャブをチルトしてでんぐり返るように前に倒します。
するとエンジンが全てむき出しになり、タイヤハウスなども拭きやすくなります。
ルーフの上についている整流板を磨くためには、キャブをチルトして低い位置にして磨きます。
今回のキャンターの売りはデュアルクラッチ式トランスミッションです。
これはパーキングレンジを持つ2ペダルのクラッチ式で、変速のタイミングが非常にスムーズ
なのが特徴です。
荷物などが前後に動かない為、大変運転しやすくDSGのような感覚で乗ることが出来ます。
トラックもここまで来ると普通に乗ることができるので、昔のようにエンストを恐れて坂道発進の時に
どきどきするような感覚は、どこにも見当たらないのに驚きました。