新車のうちはないのですが、表に車を止めておくと紫外線の影響でヘッドライトの
表面が少しづつ曇ってきます。
これはポリカーボネートの表面が黄変し、少しづつボケてきた状態になります。
ほっておくと白内障のように、ヘッドライト全体が真っ白になってしまい、見えなくなります。
これを除去しようと研磨するのですが、ポリカーボネートの表面にクリア層のようなものがあり
それがはがれおちた結果、ケロイドのようになってしまいます。
この状態になってしまうと、いくら研磨してもクリアがある部分は復活するのですが
それ以外のものは一旦はきれいになったように見えますが、すぐさま元に戻り前よりも
悪化し、完全に白くボケてしまいます。
もし白ぼけを取ろうとお考えなら、やる前にきちんとジャッジをしなければなりません。
取れるか取れないか分からないうちに、磨きだすと、あとから大変なことになり
取り返しがつかなくなります。
多くの臨床データを持ったところで、どのような施工をするかをよく聞いて、お願いするのが
一番だと思います。
安易な作業は危険です。