キャンピングカーには、大きさや形状によってバスタイプのものをクラスA、
フォードE350シャーシに、バンクベッドがついているものをクラスCといいます。
このキャンピングカーには、サイドオーニング(くるくると回しながら出てくるタープ日よけ)が
ついているのもが多く、これが最近問題になります。
車検制度が厳しくなり、車幅を測られ、取り外さないと車検が通らなくなってしまいました。
このようにボディ側面の最上部に装着され、オムニスターというメーカのものが多く
車幅が10センチ近く大きくなってしまいます。
そのため取りはずしを余儀なくされるのですが、ここからが大変です。
オーニングの内側よりボディ側面を貫通し、家具のキャビネットの中にボルトが出てきます。
これを1つ1つ外していくのですが、なにせ1番高いところについているため、外した後に
受け止めなければなりません。
周りにはコーキングが施してあり、それを切って脚立の上部に乗り、3~4人で支えながら
6メートルくらいのものを下さなければなりません。
これは大仕事となります。
また車検が終わった後、元に戻さなければならないので時間と費用がかかります。
最近の車検事情は、特に外装部に関して厳しくなってきたので注意してください。