大変古いシトロエンが入庫しました。
しかもファミリアールという珍しいお車で、ステーションワゴンとなってお
ります。
塗装はリペイントされている部分と、オリジナルが残っている部分があ
り磨き手としては、大変難しく感じます。
これだけ長い間、塗装がオリジナルで残っていると表面のクリアがすじ
になり、キズのように見える事があります。
これは太陽光などに照らすと、よくわかり磨きをかけても決して戻る
ことはありません。
表面のクリアが劣化し、髪の毛のようなキズが目立ってしまいます。
ホイルなども劣化しており、ホイルクリーナーで丁寧に洗います。
側面にこのように付いたキズは、ラムウールバフを用いて丁寧に磨き
上げていきます。
そのあとスポンジパッドを用いて、バフ目などをとっていきます。
全長が4メータ95のボディが、完成するとシルバーの巨体が水を張っ
たようなツヤになり、道行く人がふる変えるようなクオリティになりまし
た。
この年式で、このクオリティはありえません。
、